昔から、船のスクリューが削り取られていくような現象が確認されていました。これはスクリューが回転する時にスクリュー後方に発生する細かい泡が原因しているのではないかと考えられていましたが、理論的に、はっきりとは解明されていませんでした。
(参照)wikipedia キャビテーション
1980年代に日本の徳山高専の大成教授によって、牡蠣の養殖などでマイクロバブルの効果が新聞報道され、その後、愛知万博で海水魚と淡水魚が同じマイクロバブルの水槽で共存できたことなどが取り上げられて注目が高まり、現在では独立行政法人/産業技術総合研究所や東京医科歯科大学、慶応大学、明治大学、名古屋大学などの大学や企業などで研究が進められています。